任重くして道遠し


昨日、監査委員協議会。例月出納検査と財政健全化判断比率につて協議を終わる。暑さにかまけ、記録が1日遅れる。
ニュースで、日銀総裁が米カンザスシティー連銀主催のワイオミング州ジャクソンホールで開かれるシンポジウムに出席のため、26日から30日まで米国に出張すると聞く。
バーナンキFRB議長やトリシュ欧州中銀総裁も参加予定とのこと。
サブプライム危機後の金融財政政策 伝統的パラダイムの転換」(湯本雅士 岩波書店)には、導入部分でこのジャクソンホールでのシンポジウムのことに触れていることを思い出した。
地方公共団体にとって、財産管理についても経済性や効率性をより徹底して考え取り組むことが求められていることは言うまでもない。
しかし、実態はなかなかというところだ。
用途を廃止して、行政財産から普通財産になり、処分を予定していた財産が予定通りの処分ができず、またその見通しも困難な時、予定していなかった財産の維持管理費が発生することになる。
所有しているだけで発生する維持管理の費用はまさに無駄そのもの。
処分を進めるためには見積もっていた歳入も大幅に減額することになるかもしれない。
財産管理(処分を含めて)は今後の検討課題を含んでいる。