2014-01-01から1年間の記事一覧

ときには、大著に挑む

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。冬至 第六十五候『さわしかの 角(つの) 解(おつる)』 上空は暖める何ものもなく、ただ晴れ渡って、一層の凛とした厳しい寒さです。 今日の珈琲は「グァテマラ」です。アジア系に比べると、素直な味に感…

「モデナ産のバルサミコ酢」の誘惑

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。大雪 第六十二候『熊 穴に 蟄る』 大雪のニュースが流れる中、不条理におもえる晴れた空です。 旬のさかなは『海鼠』ですが、海鼠というと、脈絡なく、「とり落としとり落としする海鼠かな」という句を思い…

『須賀敦子の方へ』を読む

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。大雪 第六十一候『閉塞(そらさむく) 成冬(ふゆとなる)』 寒いです。朝は格段に寒いです。昨日、東京警察病院でMRIをとりました。その後の発症はみられないということで、ひとまずはやれやれでした。 今…

『銀座』と『ムーミンキャラ』と、です。

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。大雪 第六十一候『閉塞(そらさむく) 成冬(ふゆとなる)』 凛とした寒さが大空にみなぎっていて、冬本番です。 旬のやさいは、白菜に大根、どちらも鍋や風呂吹きで、からだが真から温まります。 今日の珈…

日本経済の”凋落”を電子産業に探る

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。小雪 第六十候『橘 始めて 黄ばむ』 旬のやさいは、ほうれん草だそうですが、いろいろと効能があるようで、ブルーライト対策というか、肉眼に備わったサングラス強化の効能もあるそうです。まあ、どれくら…

左京区のパン屋さん、良いです。

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。小雪 第五十九候『朔風(きたかぜ) 葉(このは)を 払う』 まず、空模様で、ひと際、寒さを感じてしまいます。 旬のやさいは、「椎茸」だそうで、鍋になくてはならない食材です。 今日の珈琲は「コロンビ…

”今”という「多元的世界」を読み解く手がかりは

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。小雪 第五十八候『虹 蔵(かくれて) 不見(みえず)』 雨で、何とはなしにさびしくなります。久しぶりにドアを開けたレストランのマスターとも、ママをしのんでしんみりと会話してしまいました。 今日の珈…

”おとこ”と、”庭師”の京都案内

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。小雪 第五十八候『虹 蔵(かくれて) 不見(みえず)』 寒気が厳しくなってきました。日没の時間も早くなり、夕闇の迫る時間は、午後になるとあっという間に感じます。見上げると、寒気の吹き出しかそれと…

ぺんぎん堂の飯島です。高倉健さんのご冥福をお祈りいたします。

「折原コーヒー」も登場する、珈琲をめぐるちょっと違った物語

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。立冬 第五十七候『金盞花(きんせんか) 香(さく)』 金盞花とは、水仙のことです。花を「金盞銀台」(黄金の杯と銀の台)と見立てて、呼びならわしたことによるそうです。 旬の野菜は「カリフラワー」、…

人類は「菌類」が好き?

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。立冬 第五十六候『地 始めて 凍る』 日中は、陽射しもあるようですが、次第に不安定な天気に変わりそうな今朝の空模様です。世の中も、「消費税」をめぐる判断と解散が結びついて、波乱の展開になりつつあ…

おまけ組『おばちゃん信用金庫』はどこにあるのか?

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。立冬 第五十六候『地 始めて 凍る』 最近、コメントをいただくことがあります。ありがたいことだと思います。つい先ごろも、『空の辞典』の著者の小河俊哉さんからコメントをいただきました。ありがとうご…

いまなぜ、『ツタンカーメン』なのか?

ぺんぎん堂の飯島です。意見は私個人のものです。立冬 第五十五候『山茶(つばき) 始めて 開く』 いまにも、雪でも降ってきそうな空模様です。立冬、旬の果物は、意外な気もしますが、「洋梨」だそうで、つい、四、五日前にいただきものがあり、そろそろ食…

箱根駅伝ビギナーズのための本とは?これですか

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。霜降 第五十四候『楓(もみじ) 蔦(つた) 黄ばむ』 旬のやさいは人参だそうですが、我が家では毎日、年寄りの好みもあって、ニンジンを電子レンジで調理(?)して、食卓に供しています。 今日の珈琲は、…

今、絵本がおもしろい

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。霜降 第五十三候『霎(こさめ) 時どき 施(ふる)』 パラパラと、雨が時折降って、という季節、何かにつけてセンチメンタルになります。日本人好みとも言えるかもしれません。旬の野菜は、薩摩芋だそうで…

知って食べても、おいしいです。『ニッポンカレー大全』

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。霜降 第五十二候『霜 始めて 降る』 旬の野菜、といっても、きのこが野菜なのかどうかについては、少し考えますが。それは兎も角、シメジがそうなのだそうです。ホンシメジにはなかなかお目にかかれません…

あるのですね、チャンスは

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。寒露 第五十一候『蟋蟀(きりぎりす) 戸に 在り』 「アリとキリギリス」の話を思い出してしまいそうですが、だんだん寒くなってきました。旬の果物は『栗』ということですが、お赤飯に次いで栗おこわが好…

京都、いつの季節も良いです

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。 寒露 第五十候『菊の 花 開く』晴れあがった空ですが、これで大気の状態は不安定なのだそうです。諺にもありますからね。菊は英語でchrysanthemum、らしくないのと発音が難しいのとで覚えていました。 今…

エボラ出血熱について読む

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。 エボラ出血熱について、 ”エボラ出血熱”について、今年の4月30日に取り上げました。http://d.hatena.ne.jp/auditor28/20140430/1398822947?_ts=1413156197 その時にご紹介した『ホット・ゾーン――「エボ…

「人が大事」ということは「教育が大事」ということでもあります

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。寒露 第四十九候『鴻鴈(こうがん) 来る』 台風が近づいている気配を感じさせるような空模様です。次第に肌寒さも増していて、昨日は吉祥寺に最近できたユニクロで冬物の衣類などを購入しました。 今日の…

『水の都 京都』 を読んで次の旅を考える

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。秋分 第四十八候『水 始めて 涸る』 空の広がりを感じますが、被害状況を考えると、なかなか、台風一過という心境にはなれません。 今日の珈琲は「イリガチェフェ」です。旅ごころ誘われる季節なのですが …

『下北沢ものがたり』を読む。

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。秋分 第四十八候『水 始めて 涸る』 稲刈りのために水田の水を落とします。都市に住んでいると実感はわきません。 今日の珈琲は「エチオピア・イリガチェフェ・G1コチョレ」です。ブルーマウンテンが不作…

「聴覚的忘却」やら何やらもあり、朝型人間は”太陽族”かと思う

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。秋分 第四十六候 『雷 乃(すなわち)声を 収(おさむ)』 いつしか霧のような雨が降ってきましたが、しっとりと濡れた葉の緑もまたいいものです。写真は、雨が降っているときのものではありませんが。 今…

秋らしい読書というのはあるのでしょうか?

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。秋分 第四十六候 『雷 乃(すなわち)声を 収(おさむ)』 彼岸花も、お彼岸を過ぎると急に華の勢いがなくなるような気がします。 今日の珈琲は「ハロウィンブレンド」、ピーベリーを使っているとか。 秋ら…

ちいさい城下町と「引き」の思考と

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。白露 第四十五候『玄鳥(つばめ) 去る』 いよいよ、秋の気配ですが、昨夜は、一足飛びに寒い夜半でした。 今日の珈琲は「カフェアンデス・ブラジル」ブレンドでした。 二冊の「安西水丸」 嵐山光三郎のな…

ヘニング・マンケルは1948年生まれだった

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。白露 第四十五候『玄鳥(つばめ) 去る』 いよいよ秋も本格的になってくるようです。旬の果物の梨ですが、「幸水」、「豊水」という赤梨系と、「二十世紀」などの青梨系があるということで、赤梨、青梨とい…

「下り坂」繁盛のカギは?

白露 第四十四候 『鶺鴒 鳴く』 鶺鴒は、足立区の江北にある野球グランドでよく見かけました。旬のトンブリは、亡くなったヒデさんやヅカちゃん、森崎さん、モリミネさん、ゲンちゃんなど、やたら飲んでいた人々を思い出します。 今日の珈琲は「ブラジル」で…

レシピ本にも地方創生のヒントが

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。白露 第四十三候『草の 露 白し』 今日は晴れていますが、依然として大気の状態が不安定、のようです。この大気の状態が不安定という言葉も、きっと日常的な言葉になりつつあると思います。 今日の珈琲は「…

第一次世界大戦から百年、ここからの十年をどのように考えるか

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。白露 第四十三候『草の 露 白し』 そういえば、重陽の節句の今日、曇っていた空は、急に晴れ間がのぞいて、昨日は部屋にとりこんでいた洗濯物を、外に干して風にあてるのにちょうど良いようです。 果物は、…

なぜ、日本は世界一の老舗大国なのか

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。処暑 第四十二候『禾(こくもの) 乃(すなわち) 登(みのる)』 雲が重く垂れこめて、雨の気配です。と思っていたら急に日が射したりして、定まらない天気です。 今日の珈琲は「ブラジル」です。定番の偉…