極北の味、サッポロラガービール「赤星」

 人鳥堂の飯島です。
 定年後の職場の先輩から、サッポロラガービール「赤星」をもらいました。さっそくその晩にぐっびと。

 サッポロラガービールは、日本最古のビールとして知られた銘柄、その赤い星のマークから「赤星」と呼ばれています。なにしろ、サッポロビールの発祥は、明治9年の北海道は開拓使麦酒醸造所にさかのぼります。そこで明治10年に醸造されたビールがサッポロラガービールで、現存する日本のビールの中で最古の銘柄です。「赤星」の由来は、開拓使のシンボルが北極星であり、それをラベルに描いたところからきています。といっても、あまり身近では見かけないビールです。熱処理という製造工程を経ていることが特色で、確かに飲んだ感じは、最近の飲み見慣れたものとは違っています。すっきりしたという感じが強いです。
 今年の夏の暑さですっかりビールにもどったので、この一本はうれしかったです。下町の居酒屋で出会うことが多いといわれていますが、山の手に住んでいる身としては、日常的に手に入れるにはどうするかと考えていたら、アマゾンで可能ということがわかりました。
 先輩にもらったのは大瓶でしたが、リンクは中瓶のものです。大瓶もこのリンクからたどれます。20本がワンケースということで、大瓶はちょっとねという向きにはうれしい10本入りというのもあります。

「赤星」中瓶

「赤星」大瓶10本セット

 ビア・ジャーナリストの藤原ヒロユキさんの本に『本当にうまいビール215 (ソフトバンク新書)』があります。


『赤星』について、出会ったら必ず飲むべしといっていますが、それとは別に、世界の有名ビールをしり目に気になったのが、その中で紹介されている、「アサヒスタウト」です。
こちらも、昭和10年に発売が開始された、利益の出ない大手メーカーの良心を感じさせる本物のスタウトと紹介されています。
 確か、飲んだことがあると思うのですが、こういう本を読むと、認識が改まり、それにつれて、飲みたくなるんですね。こちらもアマゾンで入手可能です。ただし、敢えて1本の紹介にリンクしています。なぜかというと、関連商品で、『本当にうまいビール215 (ソフトバンク新書)』に紹介されているビールが大量に紹介されているからです。本を読んで気になっている銘柄がこのリンクにならんでいれば、案外ビンゴでしょう。

アサヒスタウト

 今年の冬は、ビールも飲むと思います。