不易流行のテーマ

 人鳥堂の飯島です。意見は私個人のものです。
 今年も激動の予感ですが、それは次回以降にします。今回は、ちょっと角度を変えてみました。
 今年も、「手帳術」の時期がやや過ぎ、「時間術」や「文具術」の時期になったようです。不易流行という言葉の解釈はいろいろあるようですが、飽きないテーマということでは、取り上げる側も読む側も飽きないです。それでも、いつしかこういうテーマには自分としての「軸」のようなものができてくるようで、取捨選択にブレがなくなるようです。

ふとした時に鉛筆を削るのは、「ボンナイフ」か「カール」か?
 何気なく鉛筆を引き出しの隅にみつけたりして、特段、使うわけでもないのに削りたくなるときは、「ボンナイフ」を使うか、それとも「カール」の鉛筆削りを使うか、深い悩みではないですが、一瞬の迷いはあります。ノスタルジーに浸りたいときなどは迷うのですが、最近手元がおぼつかないこともあるので、「カール」かなと思います。
 特に不易流行ということでは、土橋正著『文具の流儀: ロングセラーとなりえた哲学』の、「ハンドル式の鉛筆削りは、刃の回転が鉛筆の手前から芯先という方向に刃が動いて削られていく。つまり、この動きはナイフで削るときと全く同じである。一方、電動タイプの多くはこの逆で、芯先から手前側になっているという。」という一文を読んだりしていると。本書などから「軸」ができていくのでしょうね。
 削りたての鉛筆のあの匂いを嗅ぎながら、それぞれの想いにふける夜があってもいいかなと。


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