「ガード下」の魅力

意見は私個人のものです。


人鳥堂の飯島です。

珈琲
昨日は、仕事場でブルマンミックスを飲みました。もちろん、家では、モカミックスです。

変わる高架下
 旧万世橋駅高架下の商業施設のニュースが流れていましたが、明日が開業ですかね。鉄道遺構のリニュアール、いいところに目をつけています。高架下、あるいはガードしたというのは、中高年の男性に限らず、一定の魅力がある都市空間ではないでしょうか。
 鉄道の立体交差化事業というのは、主に都市中心部の、鉄道と自動車交通あるいは線路をまたいだ地域の連絡などのために行われるので、大都市だけにあるのではないんでしょうね。そこで生み出される「ガード下」についてのあれこれを、探検的に訪ねる人たちが出てきても不思議ではないわけで、ここに、小林一郎「ガード下」の誕生――鉄道と都市の近代史(祥伝社新書273)』という本も生まれたということです。

 結集した人々の名称は「ガード下学会」と、そのものズバリの名称です。ガード下の誕生とその所有権や番地などの謎と魅力について語っている本書、旧万世橋駅高架下のニュースを見て、思い出しました。
 最近の連続立体交差化事業は、地域住民の方々との関係で、地下化が多くなるなどしていますが、高架も場所と状況によってはアリなのかもしれません。 
 それにしても、JRは商売上手ですね。それと、私、祥伝社さんのこのジャンルの紹介が多いとふと思いました。


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