意外なことを知る、アレルギー問題

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のもです。

夏至 第三十候『半夏 生ず』

 夏至から数えて11日目をいいますが、農作業の大事な節目とされています。半夏は「烏柄杓(からすびしゃく)が咲くころだとも言われています。
 旬のやさいは「紫蘇」ということですが、葉が紫色の赤紫蘇がもともとで、緑色のものは変種だそうです。
 今日の珈琲は、「トラジャ」です。


その「不調」原因は食べ物では? 

 先日、通っている整骨院で、「遅発型フードアレルギー」の話を聞きました。食物アレルギーというと、20年くらい前に、給食におけるアレルギーの問題を取り上げてからずいぶん経つなと思い出しましたが、それは、「即時型フードアレルギー」というもので、原因食品の特定は比較的容易です。一方、食べてもすぐにアレルギー症状が現れないアレルギーもあるとのことで、これは、原因食品の特定は、特別な血液検査が必要のようです。
 一口で言うと、慢性的な「調子の悪さ」に悩んでいて、治療を受けるほどではないのだとしたら、「遅発型フードアレルギー」を疑ってみるのもいいかも、ということですが、そんな会話が頭の隅に残っていたのでしょうか、本棚に眼をやったら、澤登雅一著『その「不調」、あなたの好きな食べ物が原因だった? 遅発型フードアレルギー』という本を発見しました。



 セレンなんとかではありませんが、こういうことは、良くあるのです。
 いまの私は、これまで食べてきたものでできている、これは、そのとおりですね。だから、何を食べてきたかを点検して、これから何を食べて生きていくかは、これからの自分をつくる上ではとても大事なことだというのはうなずけます。
 「遅発型フードアレルギー」かどうかはともかく、「食事は毎日で、一生のことです。みなさんの毎日は、みなさんの一生をつくりあげていくのです。」というのは、その通りで、老化を防ぐ、というのは、始皇帝以来の願望でもありますが、いろいろ考えることを悩みとおもわずに楽しみ(食べることについて考えるくらいの楽しみはありません。この食べ物の代わりに何を食べるかを考えることも)としているので、面白く読みました。


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