「あれは、なに?」 「露です。」

ぺんぎん堂の飯島です。意見は、私個人のものです。豪雨による被害に、心よりお見舞い申し上げます。

処暑 第四十候『綿の はなしべ 開く』

 大気の状態が不安定で、また、大雨による被害の発生が心配です。大気は雨を含んで重く、気温が下がってきているのは、雷雨の恐れもあるのではと思います。と言っているうちに雨が降り出しました。雷の音も聞こえます。土のにおいがしています。
 今日の珈琲は、「グァテマラ」です。


『白玉屋新三郎』とはだれなんでしょう?

 白玉は、耳たぶの柔らかさで、そして、耳たぶのように、親指でそっと押して平たくして茹でたのは、火のとおりを良くするためだったのでしょう。浮き上がってきた白玉を杓うのですが、それが飛んで、胸に入って火傷をしたのは、誰だったのか、今では記憶があいまいです。
 白玉を、団子で食べたことがなかったように記憶しているので、『白玉屋新三郎の白玉レシピ』を読んだときに、思わず平たくすることが書いていないか探したのですが、団子中心のレシピでした。


 ところで、なんで、『白玉』なのか、ですが、急に「白玉ぜんざい」が食べたくなったということもありますし、できれば、小麦系統の粉は無塩パンだけにして、甘いものは、和菓子でと思っていたので、このタイトルについ惹かれたということです。「小麦粉代わりとしても使えるので、アレルギーの方にも安心なグルテンフリーが実現します。」と書かれています。正直言って、子どもの頃は、好きだったかといえば、洋菓子系のほうが、時代も時代で、気になっていたと思います。でも、今では、本書を手にとるほどに、和菓子系でいっています。
 ところで、『白玉屋新三郎』とはだれのことなのでしょうか。熊本県八代郡氷川町にある、370有余年、白玉粉をつくり続けている老舗の名前です。会社の来歴は、ホームページhttp://www.shiratamaya.co.jp/にアクセスしていただくとして、「白玉屋」という屋号の和菓子屋が、奈良県にありましたhttp://www.begin.or.jp/mimuro/item.html。こちらの最中も美味しそうです。
 それにしても、知らないことがたくさんの和菓子の世界です。そして、現地での営業に主軸を置いている老舗の営業スタイルは、今日の通販、物流体制を考えれば、大いにありですね。
 

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