京都の紙と喫茶店

ぺんぎん堂の飯島です。意見は私個人のものです。

小満 第二十三候『紅花 栄(さく)』

 紅花ではありません。近所の庭の隅に咲いていました。連日暑い日が続きすでに夏そのものに感じます。

 今日は「ブラジル」でした。穀物の風味というか、そんな安定した味わいでした。

◎京都本

紙の世界、京都というのは本とこういうのですよね

 文具と雑貨をめぐる京都の旅、堤信子著『旅鞄いっぱいの京都ふたたび ~文具と雑貨をめぐる旅』には、いかにも京都らしい紙の世界が盛りだくさんです。



 文具や雑貨というのは、どこでも同じようなものかというとそうじゃなくて、神戸のそれと、奈良のそれと、東京のそれは違うようにも思えます。
 大阪や名古屋というのは、文具や雑貨ということでイメージすると、あまり浮かんできませんね。特に紙については、本書で「私は特に京都の紙が好き。紙は、かつて文化を継承するための不可欠の道具であり、今日の宮廷文化によって育まれ、現在に至っています。そんな奥が深い京都の紙」と語られている通り、紙について紹介されているところは、いかにも京都らしいところばかりです。
 もっとも、喫茶店については、まあ、私とは角度が違うとは思いますが、『ユニオン』にはいってみたいです。



Amazonでどうぞ