京都、次にたずねるのはここです

ぺんぎん堂の飯島です。意見は私個人のものです。

白露 第四十四候『鶺鴒 鳴く』

 雲の不思議な形に魅了されますね。
 昨日まで喉が痛くて困っていましたが、今日はのどの痛みは楽になりましたが、はなが出たりして、ここは元気でいるために踏ん張りどころです。
 今日の珈琲は「ブラジル・サンフランシスコ農園」です。いやみのない、いかにもブラジルの珈琲という感じです。ただ、サンフランシスコ農園というのはアメリカとの関係をうかがわせますが、調べていないのでわかりません。



京都を包む紙井上由季子 村松美賀子 著)



 正直、うれしくなりましたね。京都に行けば必ずと言っていいほど立ち寄って、ツチヤ先生へのお土産を求めていた『亀屋良永』、京都市役所の通り向こう、寺町通りの入口(出口か?)にある。
 そして、次に京都に行ったら必ず立ち寄ろうと思ったのが、『大極殿本舗六角店』です。こちらも、夜の食事に必ず立ち寄っていた『楽菜』のすぐそばにあったのですが、知らなかったので、当然『琥珀流し』も食べていないのでした。
 本書は、京都本の中でも、やはり、異色の本だと思います。菓子司を中心に、食べ物を中心にした、包み紙についての本だからですが、しかし、とても心になじむものばかりですし、意匠の巧みさは、”琳派”という工藝の伝統を持つ京都だなあと感心せざるを得ません。
 それに、食べ物の包み紙や袋だからこそ、日常性やハレの気持ちやらが包まれているのかもしれません。それにしても、極上の感性をさりげなく感じさせる包み紙や袋、その底や、貼られているシールまで、見事さにしびれる快感を味わってください。まあ、読めば分かります。



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