空を見て、雲を読む

ぺんぎん堂の飯島です。意見は私個人のものです。

立冬 第五十七候『金盞(きんせんか) 香(さく)』
 ここでいう金盞花は水仙のことです。旬の魚はアマダイ、西京漬けが好きです。カリフラワーも旬だそうです。そういえば野菜が、ひところに比べて安くなった気がします。
 
 早朝、西空を見ると、おおよそ午前中の天気に当たりがつくような気がします。もちろん、その後、テレビやスマホの天気予報をチェックするのですが。テレビ番組では、おそらく、最も視聴されているのは「天気予報」ではないかと思います。最近は、単なる予報だけではなく、気象についての解説があったりと内容豊富になってきています。
 そこで、今日の早朝、西空の様子です。

 どうやら巻雲の変種の「もつれ雲」のように思えます。巻雲の中ではもっともふつうにみられる変種だとか。『10種雲形名前の法則』というのがあるそうです。
 そんな知識を、この一冊から知りました。


雲のコレクション古川武彦・岩槻秀明 文・写真)




雲の知識でリスクヘッジ


 気象現象の揺らぎとでもいうような、天候のイレギュラーな状態が、だんだんめずらしくなくなってきて、より一層、気象、天候についての関心が、個人と社会の、潜在意識で高まりつつあるように思います。突発的な豪雨にみまわれ、局地的な内水氾濫に遭遇するリスクも否定できないことを考えると、ちょっとした雲についての知識を増やしておくのも余分なことではないでしょう。

 本書には、「10種雲形」と「雲の大分類」が示されています。基本は高度によって分けられて、高層が「巻」、中層が「高」、下層は「積」で、雨を降らすのは中層や低層の「層」がつく雲です。大分類は、「種」、「変種」、「副変種」に分けられるとか、まあ、実際に、空を見上げれば、実際の雲を見る機会はいくらでもあって、実習には事欠かないわけですから、本書を見て、天気の見分けで、まずは、急な雨でぬれないように、リスク管理をしてみてはどうでしょうか。

 雲と天候について、わかってくると面白いです。

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