猫について少し楽しむ
ぺんぎん堂の飯島です。意見は私個人のものです。
大寒 第七十候『款 冬華(ふきのはなさく)』
寒さが厳しくなって、冬らしいと言えばその通りなのですが、きついです。
旬の魚は「鰤」です。そうでしょうね。
今日の珈琲は「ブラジル」ペーベリー種です。ちょっと焙煎が深いのですが、まあ、これもときには良いと思いました。
『「いい猫だね」僕が日本と世界で出会った50匹の猫たち(ヤマケイ新書)』(岩合光昭 著)
最近、新宿の百貨店で著者の写真展が開かれていました。BSテレビでは『世界ネコ歩き』という番組が放送されています。
ネコは、子どもの頃、家にいました。飼っているという意識はなくて、気がついたら自然にネコはいたのです。ちょっかいを出して、しょっちゅう、引っ掻かれていました。ある日いなくなってそれきりでした。
犬も、高校生のとき家に来ました。
さて、これまでは、どちらかというとネコはあまり得意ではなかったのです。私の周りには、捨て猫の去勢をボランティアでやっている小学校時代からの友人の奥さん(彼女も小学校は一緒です)とか、ネコがらみの人はたくさんいたのですが。
テレビ番組をみているうちに、「良い猫だね」という著者の呼びかけのまねをして、案外、良い反応が返ってきたりしたので、馴染みが出てきたということでしょうか。
「僕は顔や体つきを見ると、ネコの性別がわかるのです」という著者。これまで「旅先で出会った忘れ得ぬ猫50匹の回想録」は、掌編の語り分と、当たり前でしょうが、こころに沁みてくる写真がたまりません。「ファインダー越しにネコの瞳が語りかけてきていて、顔を上げることがあります。彼らの言うことに、ヒトとして生きていく知恵がまだまだ隠されているのではないでしょうか。」と、「あとがき」にあります。
百貨店の写真展、行っておけばよかった。
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