実用の本、というのはこういうのだと思う

ぺんぎん堂の飯島です。意見は私個人のものです。

啓蟄 第七候『蟄虫(すごもりむし) 啓戸(とをひらく)』

 すっかり春と思える陽気です。桜はまだですが、梅も、桃も、盛りを過ぎようとして、また、見ごろを迎えています。見せてあげたかったひとの面影など思い出して、いつもと違う春ですが、これも人生です。「めそめそするな!」という、大先輩の声がいつも響いています。
 さて、今日の珈琲は、「エチオピア・グジ」、酸味が今日の心情にあうようです。

1本あれば、絵やメモがもっと楽しい! 赤青えんぴつ イラストBOOK絵と文Yuzuko



にっこりが伝わる ふせん習慣の始めかた絵と文Yuzuko)




 私は、こういう本が実用の本だと思っています。読者対象が女子と思える本は、実は案外男のためのものであったりするのです。
 かねてより、私は、「赤青えんぴつ」を持っていて(コーリンですが)、ちょこっと使ったりしていたのですが、本書を読んで、気分にフィットするオリジナル手帳を作ってしまいました。予定のすべてではなく、限定分野の予定だけが書いてあるのです。これが、新しい感覚を与えてくれます。
 本書の巻末の『私の定番文房具』には、役立つヒントがあります。著者は三菱鉛筆が好きらしいですが、「証券細字用ボールペン」というのを見つけたら買おうと思っています。
 それと、イラストレーターの「のりたけ」さんのノートも。この「のりたけ」さんについては、もうひとつのダイアリーで取り上げます。

 「ふせん」については、これは、伝えるための強力な武器になるということ。それは、他人に伝えるだけではなく、自分に対してのつたえるためのアイテムなのだと思います。特に、本を読んでふせんを貼ることの多いのであれば。

 さて、おもしろいことを、ちょっとする、人生のスパイスが、実に良いなあと思う年代になったということでしょうか。やる気になれば出来ることというレベルが良いです。
 おすすめの実用本です。
 
 




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