「秘密基地」、いいよ、ねっ!
ぺんぎん堂の飯島です。意見は私個人のものです。
啓蟄 第八候『桃 始めて 笑(さく)』
むかし、「三寒四温」という言葉を良く使いました。最近の天気予報ではほとんど聞きませんが、暖かい日と寒い日が繰り返され、そして春になるというイメージなんですが、寒も温も激しすぎる気がします。
今日の珈琲は、ニカラグアとコロンビアのブレンドです。割合によって、少し風味、味に違いがあって面白いです。
『秘密基地の作り方』(尾方孝弘 著 イラストのりたけ)
前回からの流れもあり、「秘密基地」の作り方がテーマとなれば、結構参考書はあるのですが、今回は、「のりたけ」さんのイラストが決め手になって、本書が選択されたのでした。
ぱっと見たところでは、子どものための秘密基地作りの本かとも思えるのです。そういう語りで本書は始まっていますが、でも、つまりは、大人のための秘密基地づくりの本だということはバレバレだと思います。
「秘密基地は子どもが作るものだというのは大きな誤解です。大人になっても、秘密基地を作りたい人はいっぱいいます。」
誤解してないです、大人が秘密基地づくりに魅かれるのです。このあたりの、「ほらねっ!」という感じをぜひ味わってください。
登場するべき人が登場する、解説も、注釈も何もいらない、期待を裏切らない一冊です。
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