流れは変わって、どこへ行く?

ペンギン堂の飯島です。意見は私個人のものです。

夏至 第三十候『半夏 生ず』

 台風一過、朝は曇っていた空も、昼近くには晴れ渡って、気温がぐんぐん上昇中です。我が家でも、ついにクーラーが必需のものになっています。
 今日は「グァテマラ・サンタバーバラを飲みました。おいしく飲みました。クセがなく、軽さが身上のような豆だと思いますが、焙煎の度合いではまた違った顔を見せるのではないかと思います。

都議選の結果は基底部での変化を感じさせる”予兆”? 

 都議会議員選挙の結果は、変化の予兆を感じさせるものだったと思います。それは、政治の世界だけにとどまらず、いろいろな分野、次元で、地割れや地滑りを起こし始めているのではないでしょうか。
その一つとして、人々のライフスタイルの分野で、「仕事オンリー」から、「仕事も暮らしのうち」という立ち位置に、人々の基底部での変化が起きているように思えます。
ワークライフバランス」というのはそういうことではないでしょうか?

 こうなると不利なのは、これまで仕事が90%という生活スタイルだった人々、主に男性ですが、でしょうね。
というのも、まずは、暮らしの様々な場面で活躍する道具の目利きというのが重要になってきます。というのも、道具は楽しい価値ある暮らしの大切な要素の一つだからです。道具の良し悪しが、暮らしの楽しさを左右する、ということでしょうか。
そこで、世の中にはどんないい道具があるのかを、教えてくれるガイドが必要です。

 ということで、本書です。
いつかは欲しい暮らしの良品 (エイムック 3411)


使うと幸せな気持ちになる道具

「本当に良い道具は、毎日しっかり働いてくれる頼もしい存在であると同時に、使うことで、私達をなんとも幸せな気持ちにしてくれます。」と本書にありますが、本当だと思います。
 私事ですが、病を得て辞めざるを得なかった植木職は、職人のあれこれと、植木用の鋏、剪定、刈込み、植木、葉切り等鋏や鋸を使うことの喜びを味合わせてくれました。いまだに、鋏を使う、そのあとに手入れをする、こうしたことの充実感が忘れられません。
 現段階で、私が欲しいのは、フライパンです。焦げ付かさずに焼きそばを作る、そのことを中心に、フライパンへの欲望が広がっています。ありますね、フライパン。
 もちろん、谷中「松野屋」さんのほうきやちり取り、山形の魅力が詰まった「セゾンファクトリー」の瓶詰とかもあります。知らないものがぎっしり。

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