減らすだけでは続かない

ペンギン堂の飯島です。意見は私個人のものです。

寒露 第四十九候『鴻鴈(こうがん) 来る』

 お隣の駐車場のわきの紫式部もすっかり紫が濃くなりました。秋も深まりつつあるのですが、それにしても、この2,3日は暑い日が続いています。まあ、週末にかけてはまた、気温が急に下がるという予報も出ていますから、体調管理には十分に気を付けたいところです。
 世の中は、衆議院選挙が始まり、22日まで選挙戦が続くわけですが、しっかりと判断する目を持つことが肝心でしょう。歴史のとば口に立っているような気がします。ここでの選択が将来の日本を決めていくでしょう。
 などと、少し遠くを眺めるような心境で、珈琲を。今日は、エチオピアモカを深煎りした「モカ・フレンチ」を。一昨日、北区のニトリで買った耐熱ガラスの珈琲カップを使いましたが、珈琲の水色がわかって、なかなかいいです。カフェ・オレにしないで、そのまま飲みましたが、美味しかったですね。あらびきにしたのがよかったかも。

 さて、選挙が終われば、結果にかかわらず、「働き方改革」が問われることになるでしょう。人口減少社会にあって、いかにして生産性を高め、労働分配率を上げていくのか。制度を整える働き方改革も当然ありですが、その前に、自分でできる働き方改革、会社の会議のあり方や、社内コミュニケーションの改善に、結果が出る生産性向上のカギがありそうで、ここしばらくは、そんな視点でこの問題を考えて見たいと思います。
 そこで、ズバリ、まずはこんなタイトルの一冊。

働く人改革 イヤイヤが減って、職場が輝く! ほんとうの「働き方改革」 (できるビジネス)』(沢渡あまね 著)

 「断言します。『減らす』一辺倒の働き方改革は、長続きしません。」と、著者は断言します。そりゃそうで、働く時間の長さだけを見直し、減量していくのであれば、賃金は上がらないですよね。効率よい働き方を阻害している、社内のあれこれを改善して、これまでよりスムーズに仕事が進んで、余裕ができるのじゃないとね。
 まず、そこに目を向けて、制度が変わる前に、働き方改革ができちゃう組織や社内のあれこれを検討しませんか。

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