努力は裏切らない、お茶を飲むときも

ペンギン堂の飯島です。意見は私個人のものです。

冬至

 「冬至」は、再生への転換点。ここから、歩みはのろくとも、確実に日が長くなります。
 快晴の空は、寒気は強いですが、背筋が伸びる気がして(最近ますます猫背が気になっています)、気持ちが良いものです。

珈琲
 今日の珈琲は珍しいことに、「キリマンジャロ」でした。ちょっと事情があって買いましたので、さっそく試したというところです。ハンドピックで結構欠点豆を取り除く作業をしましたが、このひと手間かけることがおいしさにつながることを再確認、努力は裏切ることなく、美味しく淹れることができました。
 味わいながら、爽やかな風味は、どことなく緑茶のような感じがしたのですが、このあたりに、日本人のキリマンジャロ好きの理由の一端があるように思いました(もちろんマーケッティングもあるのでしょうが)。

 最近、「ミッドタウン」に行くことが多いのですが、今は、イルミネーションがきれいです。ブルーのイルミネーションは、幻想的で、不思議な感覚に包まれます。青は、感情を穏やかにする効果もあると、色彩心理学では言われているようですが、うなずけます。
 懐かしい友人が、持ってきてくれた「加賀の棒茶」がきっかけで、ミッドタウンで「献上加賀棒茶ティーバッグ」(丸八製茶場)を買いました。
 ところで、珈琲や紅茶は、美味しく飲ませるお店の情報が結構あるのですが、日本茶の場合は、案外苦戦しますね。そこで、こういう本が出版されるのでしょう。

日本茶 JAPANESE GREEN TEA (TOKYO ARTRIP)』(美術出版社書籍編集部 編)


 ノリタケのイラストがいいです。
 もっともお茶を買うための情報は、これまで知られたものの範囲ですね。巷の、小さなお店のお茶屋さんが潰れずにずっと続いているというのには、それなりの理由があるわけで(潰れたお店も多いですが、それなりの理由がある訳です)、日常使いのお茶が継続して買われる理由の一つは、多分そのお茶が美味しいからでしょう。そのお茶を、ひと手間かけて飲んでみれば、きっと納得するものがあるように思います。
 正月の飲むお茶を買いに高円寺に行きました。買ったお茶の袋には「正月蔵出し」と書いてありました。
 なんとなく、玉露の芽茶も、値ごろ感で買ってしまいました。これは二手間も、三手間もかけないと。


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数文字訂正しました。